2021年一発目の論文が受理されました。
今回は、I度房室ブロックが高齢者で新規心房細動発生と関連するかどうかを調べた研究です。I度房室ブロックは外来や検診でも結構な頻度で見ますが、基本的には大きな問題にはならないので、よほど息切れ等の症状がない限りは経過を診られることが多い疾患です。しかし、他の心血管危険因子を考慮しても、I度房室ブロックがあると有意に心房細動を認めやすいことが明らかとなりました。本邦でのエビデンスは全く認めず、外来・検診でもよくみる心電図なので、重要な発見だと自分では思っています。
最近はCorresponding authorとして投稿することも増えてきており、今回が3本目の論文です。Reviseが来てから5日で投稿し、3日後にAcceptされたので、投稿から約1ヶ月少々でのアクセプトでした。
また、本文にアクセスできるようになったらUpしようと思います。
同時期にもう一本Reviseを返した論文があるので、それがいつ返ってくるかソワソワしています。なんと言っても、一昨年の年末から投稿を繰り返している論文なので、そろそろ通って欲しいなと願っています。
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